捨ててこそ
 
『大切なものの前に邪魔になるものは全てを捨て去る』
 
勿体ないと言う大義名分の前にいつの間にか 沢山のガラクタ  しがらみが絡み合っている時がある。
仕事をもらっている相手には かなりのご無理ごもっともが蓄積している
 
しかしいつか 堪忍袋の緒が切れる時が来る  地球上に起きる地震も同じこと  溜まったエネルギーに耐えきれなくなったとき
地殻の変動 地震は起きる
 
いつも無理を言われている得意先を切ったとき  社員が大喜びしてその反動で その時以上の売り上げを達成した話
最近僕の友達も 人材派遣の仕事を廃業した  派遣社員が得意先で奴隷扱いされてる姿を見て決断したそうだ
 
世の中には  蛇と蛙とナメクジの 関係がある  
或る聖者にどうしたら極楽浄土に生まれられるか? と聞いた人がいた
聖者は即座に 捨ててこそ  と一言で言った
 
人の一生である年代は 何でも欲しい時期がある   また  しばらくするとわずらわしくなり 何でも捨てたくなる時が来る
欲がなくなれば 人は終わりだと言う人もある
しかし  よくよく考えてみると 欲を持たなくても必要な物は与えられる  誰から? 
しいて言うなれば  仏性 神性を内に秘めた人の言葉からであったり 
その人の オーラからであったりする
 
捨てて  捨てて  捨て果てて その結果 
風に乗ってやってくる 神さまの声や  佛さまの声が聞こえたならばこんなしあわせなことはない。
 
哲  誕生日に思う